【要点のみ】読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー

2021-07-18

出版社名:唯学書房
著者名:アレン・カー(著)、 阪本 章子 (翻訳)
発行年月日:2002年7月1日
ページ数:207ページ

評価:

私は、禁煙セラピーでたばこを辞める事に成功した。
そして、現在2か月禁酒をしている。これを機にと思い、このセラピーシリーズを読んでみた。
忘れないように(私用に)要点をまとめているが、本書は頭から読まないと効果はない
禁酒を志している人は、この先は読まずに、本書を購入いただきたい。

一度読んでいる人が思い返すには、このサイトを活用いただきたい。

 

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この記事は以下のような方におすすめ!

  • 禁酒セラピーを昔に読んだが、内容を忘れた
  • 禁酒セラピーの16の決まり事を反芻したい
  • お酒は飲まなくても人生楽しめると思っている

 

目次

 

 

読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー

原本では
本書を読む上でのルールが7つ決められている。

  1. すべてのルールに従うこと
  2. ページを飛ばして読まないこと
  3. わくわくした気分ではじめよう
  4. ポジティブに考えよう
  5. 本書を読み終わるまでお酒を控えたりやめたりしないこと
  6. 酔っている時は本書を読まないこと
  7. 心を開いて!

ルール2には、ページを飛ばして読まない。とある。
本記事では、要約しかしていないので、原本を読んで無い方は見るべからず

 

1:簡単にお酒を辞める方法 1~5

指示その1:「もう二度とお酒を飲んではいけないんだ・・」と考えないこと

欠乏感が生まれてはだめです。
人生がもう二度と『破壊』という名の毒に支配されないんだ」という気持ちで始めましょう。

指示その2:やめると決断し、それが正しい決断と思うのなら、二度とその決断を疑問に思わないこと

禁酒が難しいのは、肉体的な禁断症状のためではない。
心の中でお酒を渇望し、自分の決断に疑いを持つから禁酒は難しくなる。
『破壊』という名の毒に利点は一切ない
自分の決断に疑いを持ってはいけません。

指示その3:「もう二度と飲まないと決めたけど、それについては考えないようにしよう」と思ってはいけません

「一杯飲みたいなあ」とか「いつになったら自由の身になれるのだろう?」と考えていては惨めです。
お酒を辞めて悪い事は何も起きないので、「やったー、僕はもう自由の身なんだ!」と思えば、幸せになれます。

指示その4:小悪魔の存在をわすれない(でも怖がる必要はありません)

お酒をやめてから二、三日は体の中の小悪魔が「アルコールをくれ!」と叫ぶ。
イライラしたり、「早く飲みたい」と渇望感を感じる人もいる。
この小悪魔がお酒に依存していますが、間もなくいなくなります。上手にコントロールしてあげましょう。
苦しいのは小悪魔であり、あなたではありません。

指示その5:禁酒したことをわすれている自分に気付いても、心配しないこと

忘れたからといって、時々一口くらいなら飲んでもいいという意味ではないです。
「一杯飲みたい」と思うことがあっても気にする必要はない。
自分の決断を信じましょう。何事も慣れるのには時間がかかるものです。

 

2:簡単にお酒を辞める方法 6~10

指示その6:自分が「飲まない人」に変身するのを待たない

自分で今すぐ禁酒をはじめましょう。
貴方はこれまで人生の大半をお酒という牢獄で過ごしてきました。
これ以上貴重な時間を無駄にするのはやめましょう!

指示その7:人生良い日もあれば悪い日もあることを認める

お酒を飲む人も、飲まない人も、辞めた人も、誰にだって良い日と悪い日があるということを忘れずに。
何か悪いことが起きても、禁酒のせいではないです。
「飲んでいたらもっと悲惨だっただろう」と考えてください。

指示その8:あなたが渇望感をコントロールしていることを忘れない(けしてその逆ではない)

小悪魔がいつ死ぬかは誰にもわかりません。
悪夢から解放された自由をキープするか、飲みたいと思って暗い気分で生きていくか、あなたは選択できるのです

指示その9:禁酒したことを悲しんではいけません

精神力を使ってお酒を辞めた場合、心の友、心の支えを失ったと悲しみを感じることがある。
お酒を飲まないことは、「やった!僕は自由の身だ!」と喜ぶようにしましょう。悲しむ必要はありません

指示その10:ライフスタイルを変えない

お酒を辞めたからといってライフスタイルを変えないこと。
「やめても、お酒なしの人生が楽しめる」 事を実感してください。
そして、「僕は本当にすごいんだ!」とあなた自身をほめてあげてください。

 

3:簡単にお酒を辞める方法 11~15

指示その11:友人に無理に禁酒を勧めないこと

自分がお完全にお酒から解放されると、他人にも同じ気分を味わってほしいと思います。
しかし、そんな時は思いとどまってください。
アルコールの罠の仕掛けを理解していない人を説得するのは難しく、口論になるだけです。

指示その12:生活の中の気に入らない部分を変えてみる

人生の中で、時間とエネルギーと愛とお金は、あってもありすぎることはない。
お酒をやめれば、この四つをもっと沢山手に入れることができます。
せっかく手に入れたものは、自分が本当に楽しめることだけに賢く使いましょう。
そして楽しみながら、自分の人生を立て直していきましょう。

指示その13:代替品を使わない

代替品を使わない。それが遊びであれ、ノンアルコール飲料であれ、食べ物であれ、とにかく代替品はつかってはいけない。
禁酒に代替品は必要ない。人生に空いた穴をお酒が満たすのではない。その穴こそお酒が作ったもの。
人生を豊かにするもので、有効に使いましょう

指示その14:飲酒を連想させる物や状況と、お酒との結びつきを切っていく。そのプロセスを楽しむ

これまでお酒とセットになっていたシチュエーション。
結婚式、パーティ、旅行、クリスマス、ゴルフ大会、外食など。
このようなシチュエーションとアルコールとの結びつきを切り離すプロセスを楽しむ。
これらのシチュエーションはすべて、それ自体が楽しいもの
もちろん自分の体に毒を入れて感覚を麻痺させなくても楽しめるはずです。
このような間違った関連づけを心から消してしまうプロセスを楽しみましょう

指示その15:お酒を飲む人を絶対に羨まない

あなたの周りにいる人は、アルコール依存症という病気にかかっています。
健康、富、エネルギー、自信、集中力、自尊心、平常心、自由などを失っています。
あなたが何かを損しているということは一切ないのです。

 

4:簡単にお酒を辞める方法 16

指示その16:最後の一杯を飲む。そして一番大切なこと・・・人生を楽しむ!

お酒を辞めた後、社交の場で何を飲んだらいいか悩む人は沢山います。
健康のためには、清涼飲料よりフルーツジュースの方がよいでしょう。
ただ、2杯も飲むと飽きてしまいますよね。それは当然のことです。
人間の体は、のどの渇きをいやせば、それ以上飲み物を必要としないからです。

禁酒メソッドで、お酒から自由になったと感じる瞬間があります。
「悟りの瞬間」と呼びます。これは本当に素晴らしい事です。

「悟りの瞬間」を感じた人は、お酒抜きでは考えられなかった状況をお酒なしで平気で過ごせます

辞めた後の危険①

人生に起きる悲しい事です。愛する人の死はその1つです。
お酒を勧められる事もありますが、飲んでも愛する人は戻りませんし、傷ついた心も癒されません

辞めた後の危険②

「ちょっと一杯ぐらいなら大丈夫だろう。また簡単に辞められる」
と思ってしまうことです。

お酒の奴隷だった時代に自分がどれだけ惨めだったか。
「悟りの瞬間」の幸福感がどれほど素晴らしかったか。
時々思い出すようにして、「ちょっと一杯」に警笛を鳴らしましょう。

「ちょっと一杯」などという一杯はないです。
いつ飲むのか?来年?20年後?死ぬまで次の一杯の事を考えながら過ごすのか?

これからの人生を思う存分楽しんでいきましょう。

 

まとめ

2か月禁酒したという事で気軽に読んでしまったが、本書が勧めているのは一生の禁酒であった。
お酒大好きなんだけどなーと思ている私はまだ「悟りの瞬間」を感じれていないのであろう。
ただし、たばこを辞めた感覚はこの本の内容に近いので、内容自体は理解しているつもり。
指示14にあるように、お酒無しの素晴らしさを体感するプロセスを暫く楽しんでみようと思う。

まずは、家に大量にあるお酒を誰かに譲るかー。

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